古着系とは?押さえる特徴は3つ|自分らしく見える取り入れ方が決まる!

大量の段ボール箱と梱包資材が並ぶ倉庫内の様子
古着

古着系という言葉はよく聞くけれど、何を選べば古着系に見えるのかが分からずに迷う人は多いです。

実は、古着をたくさん買わなくても、特徴を押さえて一点ずつ足すだけで雰囲気は作れます。

一方で、サイズ感や色合わせを間違えると、古着系ではなく単にだらしなく見えてしまうことがあります。

この記事では、古着系の定義から、選び方、着こなし、買い方、手入れまでを順番に整理します。

古着系とは?押さえる特徴は3つ

自宅のデスクに置かれたノートパソコンとコーヒー

古着系は、古着そのものを着ることだけを指す言葉ではありません。

風合い、シルエット、ミックスの仕方という三つの特徴を押さえると、古着系らしさが安定します。

ここでは定義をズレなくそろえ、何を基準に選ぶべきかを先に結論としてまとめます。

古着系の意味は古着か古着っぽさ

古着とは中古の衣料品全般を指し、リユース品や専門店の古着も含む広い言葉です。

古着系は、実際に古着を着る場合だけでなく、フェード感やレトロな雰囲気など古着っぽさを取り入れる着方も含めて使われます。

そのため、全身が新品でも、色落ちデニムやボックスシルエットのスウェットを軸にすると古着系に見えることがあります。

定義を知っておくと、店での選び方が迷子になりにくくなります。

  • 古着=中古の衣料品全般
  • 古着系=古着または古着っぽい要素のある着方
  • 一点投入でも雰囲気が出る
  • 新品だけでも再現は可能

参考:minne MAGAZINE

古着系らしさは風合いで決まる

古着系の一番分かりやすい記号は、色落ちや毛羽立ち、くったり感などの風合いです。

新品のパキッとした質感よりも、少し力の抜けた質感のほうが古着系の空気に近づきます。

ただしダメージが強すぎると清潔感が落ちるので、初心者はフェードや素材感から始めるのが安全です。

風合いは上半身の面積が大きいので、トップスで取り入れると効果が早く出ます。

  • フェードしたスウェット
  • 色落ちしたデニム
  • くたっとしたコットンシャツ
  • 起毛感のあるネルシャツ

古着系はシルエットがゆるい

古着系は、体にぴったり沿うよりも、肩が落ちる、身幅が広い、丈が短めなどの特徴が出やすいです。

とくにトップスがボックス寄りだと、古着っぽい年代感が出て全体がまとまりやすいです。

一方で全身がだぼだぼだと重く見えるので、どこか一か所は締めてバランスを作ると失敗しません。

まずは上だけゆるく、下はストレートデニムなどで整えるのが簡単です。

  • 肩が落ちるシルエット
  • 身幅が広いボックス形
  • 袖が長めのラフさ
  • 下はストレートで整える

古着系には代表的な系統がある

古着系は一枚岩ではなく、アメカジ、ミリタリー、ワーク、スポーツミックスなど複数の流れがあります。

どの流れに寄せるかで選ぶアイテムが変わるため、系統名を知っておくと買い物が早くなります。

最初は好きな音楽や映画の雰囲気に近い系統から入ると、無理なく続けやすいです。

系統は途中で混ぜてもよいですが、最初は一つに寄せたほうが統一感が出ます。

系統 よく使う要素
アメカジ デニム、スウェット、チェック
ミリタリー カーゴ、ナイロン、オリーブ
ワーク ダック地、カバーオール、ワッペン
スポーツミックス ロゴ、ナイロン、スニーカー
ヨーロッパ古着系 スラックス、シャツ、落ち着いた色

参考:RUSHOUT

参考:en.DAWS

古着系が人気なのは一点物の強さ

古着系が支持される理由の一つは、同じ服に見えにくい一点物の要素が強いことです。

新品のトレンドを追わなくても、自分の定番を作りやすいので、服選びのストレスが減ります。

また、古い服を循環させる買い方は、結果として無駄を減らす選択にもなります。

大事なのは量ではなく、気に入った一点を育てる感覚です。

  • 同じ服に見えにくい
  • 定番を作りやすい
  • トレンド疲れを減らせる
  • 一点を育てる楽しさ

最初の一着は主役を作れる服

古着系を始める最初の一着は、合わせやすさよりも主役になれる存在感を優先すると失敗が減ります。

理由は、主役が一つ決まると、他はシンプルにしても古着系に見えるからです。

逆に中途半端な服を増やすと、方向性がぶれて結局着なくなります。

最初はスウェット、デニム、チェックシャツのどれかから選ぶと組み立てやすいです。

  • フェードしたスウェット
  • 色落ちデニム
  • ネルシャツ
  • ワークジャケット

古着系を始める前に決める3つの軸

テープで封をされたクラフト素材のダンボール箱が2つ重ねられた状態

古着系は自由度が高い分、買い方の軸がないと迷いが増えます。

予算、サイズ基準、状態許容の三つを先に決めると、買い物が速くなります。

ここでは初心者がつまずきやすいポイントを、選択肢として整理します。

予算は価格帯よりも失敗許容で決める

古着は状態と希少性で価格がぶれやすく、同じカテゴリでも値段が大きく変わります。

最初は高い一着を狙うより、失敗しても痛くない範囲で経験値を積むほうが結果的に上達が早いです。

通販より店舗のほうが高めに見えても、試着できる価値で失敗が減る場合があります。

自分の生活に合う価格帯を先に決めておくと、目移りが減ります。

買い方 向いている人
低予算で数を試す まず雰囲気を作りたい
中予算で定番を揃える 着回しを優先したい
高予算で一点集中 長く愛用したい
店舗中心 試着で失敗を減らしたい
通販中心 時間を節約したい

サイズは表記より実寸を信じる

古着は年代や国によって表記がばらつき、同じサイズ表記でも体感が違うことがよくあります。

古着系はゆるさが魅力ですが、袖と着丈のバランスを間違えるとだらしなく見えます。

基準になる手持ち服の実寸を測り、許容範囲を決めてから探すと失敗が減ります。

とくに肩幅と身幅は印象を左右するので、最優先で見てください。

  • 肩幅を先に決める
  • 身幅はゆるくても上限を作る
  • 着丈は長すぎない
  • 袖丈は手元が見える程度に調整

タグと素材で季節感を合わせる

古着系は年代感を楽しめますが、季節に合わない素材を買うと出番が減ります。

タグは年代推定の手がかりになることがあり、素材表記と合わせて読むと選びやすいです。

夏に厚いウールを買っても着ないので、まずは自分の生活の季節から逆算します。

素材が分からない場合は、触った感覚と厚みで判断し、無理に難しい年代買いをしないのが安全です。

季節 狙いやすい素材
コットン、薄手デニム
薄手コットン、リネン
ネル、スウェット
ウール、厚手スウェット

状態は欠点の種類で判断する

古着の欠点はすべてが致命的ではなく、種類によっては味として活かせます。

一方でニオイ、ベタつき、虫食いなどはケアに手間がかかり、初心者ほど挫折しやすいです。

最初は落ちない汚れや大きな破れを避け、軽い色ムラや小さなスレ程度にとどめると安心です。

許容できる欠点を先に決めると、迷いが減って買い物が速くなります。

  • 初心者は強いニオイを避ける
  • 穴や虫食いは小さくても要確認
  • 色ムラは個性になりやすい
  • ボタン欠けは直せる場合が多い

古着系コーデで失敗しない着こなしルール

配送ラベル付きの段ボール箱

古着系はアイテム単体より、組み合わせで雰囲気が決まります。

ポイントは主役の作り方、全体の清潔感、色のまとめ方です。

ここでは初心者でも再現しやすいルールを、具体例として落とし込みます。

一点主役で他は静かにする

古着系を一気に成立させる方法は、主役を一点決めて他を静かにすることです。

主役がフェードスウェットなら、他は無地のパンツやシンプルな靴に寄せるとまとまります。

主役が複数あると情報量が増え、古着系ではなくコスプレ感が出やすいです。

最初は主役一着だけを決め、残りは手持ちの定番で支えるのが成功しやすいです。

  • 主役は一つに絞る
  • 他は無地を増やす
  • ロゴは一か所に留める
  • 柄は一点までにする

清潔感は割合でコントロールする

古着系はラフに見える分、清潔感が弱いと一気にだらしなく見えます。

清潔感は服の新品度ではなく、整っている面積の割合で作れます。

例えば上が古着なら下はきれいな無地に寄せ、髪型や靴で整えると全体が締まります。

全身を古着で固めたい場合も、色数とシルエットを整えると印象は上がります。

組み方 見え方の目安
古着一点+定番多め 初心者向きで失敗が少ない
古着二点+定番二点 古着系らしさが出やすい
古着多め 色数と靴で整える必要がある
小物だけ古着 雰囲気を足しやすい

色は褪せたトーンでまとめる

古着系の色合わせは、鮮やかさより褪せたトーンで統一すると簡単です。

フェードした黒、生成り、オリーブ、ネイビーなどは古着っぽい空気を作りやすいです。

差し色を入れるなら一点だけにして、他は同系色で支えるとまとまります。

色の数を増やしたいときは、彩度を落とした色だけで構成すると喧嘩しにくいです。

  • 彩度を落とした色を基準にする
  • 黒は真っ黒より褪せ黒が合う
  • 差し色は一点にする
  • 迷ったらネイビーと生成り

足元で全体の温度感を決める

古着系は足元で方向性が決まり、同じ服でも靴で別の系統に見えます。

スニーカーならストリート寄りになり、革靴ならヨーロッパ古着寄りの落ち着きが出ます。

靴が汚れていると古着系ではなく生活感に寄るので、手入れだけは徹底すると印象が上がります。

最初は定番の白スニーカーか黒の革靴を軸にすると、服選びが楽になります。

足元 雰囲気
白スニーカー 軽さと清潔感
黒スニーカー 引き締めと都会感
革靴 大人っぽさと上品さ
ブーツ 無骨さとワーク感

古着系アイテムの探し方

梱包作業中に伝票を記入する作業スペース

古着系はどこで買うかによって、見つかる服の方向性と失敗率が変わります。

店舗、通販、フリマにはそれぞれ強みと弱みがあるので、目的に合わせて使い分けるのが近道です。

ここでは探し方の手順として、初心者が迷いにくい順番で整理します。

店舗では最初に売り場の癖を読む

古着屋は店ごとに仕入れの癖があり、同じ古着でも得意ジャンルが違います。

入店したらまず全体の色とサイズ感を見て、アメカジ寄りか、きれいめ寄りかを把握します。

次に自分が欲しい主役カテゴリだけを集中して見て、他は後回しにすると迷いが減ります。

試着できる場合は必ず試着し、肩と着丈だけは妥協しないほうが長く着られます。

  • 店の得意系統を最初に判断
  • 主役カテゴリだけ先に見る
  • 試着は肩と着丈を確認
  • 迷ったら一度店を出る

通販は情報の読み取りが命

通販は選択肢が多い反面、写真と説明から状態を読み取る必要があります。

とくに色味は光で変わるので、複数写真があるか、自然光に近い写真があるかを確認します。

実寸が書かれていない商品はサイズ事故が起きやすいので、初心者は避けたほうが安全です。

返品条件や送料負担のルールも含めて、買う前にリスクを計算しておくと後悔が減ります。

確認項目 見るポイント
実寸 肩幅、身幅、着丈、袖丈
状態 汚れ、ほつれ、穴、毛玉
写真枚数と光の種類
素材 季節に合うか
返品 条件と送料負担

フリマは相場観を作ってから動く

フリマは掘り出し物が見つかる一方で、状態説明が甘いこともあります。

最初は欲しいブランドやカテゴリの相場を観察し、適正価格の幅を把握してから買うと失敗が減ります。

出品写真は汚れや擦れが見えやすい角度を要求し、追加写真をもらえるかも判断材料になります。

トラブルを避けたい場合は、評価が安定している出品者を優先するのが安全です。

  • 相場を先に観察する
  • 写真追加を依頼する
  • 状態の質問は具体的にする
  • 評価が安定した出品者を選ぶ

試着できないなら手持ち服で照合する

試着ができない買い方では、手持ち服を基準に照合する仕組みが必要です。

自分の定番トップスと定番パンツの実寸をメモしておくと、買う前に合否判断ができます。

古着系はゆるさが必要ですが、ルーズにする場所を決めないと重たく見えます。

基準服を一着作り、その実寸から上下の許容範囲を決めるのが最短です。

部位 基準の作り方
肩幅 一番似合う服の数値を基準
身幅 基準+数センチの範囲で決める
着丈 長すぎる場合は避ける
袖丈 手元が見える長さを意識
股下 靴に合わせた長さを基準

古着系を長く楽しむメンテナンス

ミニカートにカラフルなギフトボックスを載せたショッピングイメージ

古着系は買った瞬間が完成ではなく、手入れで見え方が大きく変わります。

ニオイ対策、洗濯、保管の基本を押さえると、古着の弱点が気になりにくくなります。

ここでは初心者でも続けられる手入れを、負担が小さい順にまとめます。

洗濯は素材別の基本を守る

古着は生地が弱っている場合があり、強い洗濯で一気に型崩れすることがあります。

まずは洗濯表示を確認し、迷ったらネット使用と弱水流で回すほうが安全です。

ニオイが気になる場合も、強い香りでごまかすより、風通しと陰干しで抜くほうが落ち着きます。

古着系の風合いを残したいなら、乾燥機より自然乾燥を基本にすると劣化が遅くなります。

  • 洗濯表示を最初に確認
  • ネットと弱水流を基本
  • 陰干しで色落ちを防ぐ
  • 風通しでニオイを抜く

小さな不具合は直すと古着系が上品になる

古着はボタン欠けや縫い目のほつれなど、小さな不具合が残っていることがあります。

こうした部分を直すだけで清潔感が上がり、古着系の雰囲気は残したまま上品に見えます。

ダメージを味として残す場合でも、広がらないように補強すると長く着られます。

補修が難しい場合は無理に自分でやらず、直し屋に出すほうが結果的に安いこともあります。

よくある不具合 対処の目安
ボタン欠け 同系色で付け替え
ほつれ 早めに縫い止め
小穴 裏から当て布で補強
ファスナー不良 修理店に相談
裾が長い 丈詰めでバランス調整

表示や出どころが不明な品は慎重に選ぶ

古着は一点物が多い一方で、表示が消えている、由来が不明など情報が少ない場合があります。

情報が少ないこと自体は珍しくありませんが、素材不明や極端に不自然な安さには注意が必要です。

ブランド物を狙う場合は、タグや縫製の特徴を事前に確認し、写真で判断できないなら無理に買わないほうが安全です。

安心して続けたいなら、実店舗や信頼できる販売元を軸にしつつ、慣れてから範囲を広げるのが近道です。

  • 素材不明は避ける
  • 極端に不自然な安さは警戒
  • 写真が少ない出品は慎重に
  • 慣れるまでは信頼できる店を軸にする

古着系は一点から育てると楽になる

引っ越し準備のための梱包用品と電話機

古着系は、服の枚数で勝負するより、風合いとシルエットの特徴を一点ずつ揃えるほうが早く形になります。

最初に主役を一つ決め、残りは定番で整えるだけでも、古着系らしさは十分に出ます。

買い方の軸として、予算の失敗許容、実寸の基準、状態の許容を決めておくと迷いが減ります。

清潔感は割合で作れるので、足元や手入れを整えるだけで古着系は大人っぽく見えます。

一点を直しながら着ていく感覚を持つと、古着系は流行よりも自分の定番として長く楽しめます。