タオタロウは、中国のECサイトや現地市場での仕入れを代行し、日本向けに発送までつなげる中国輸入サポートサービスである。
「タオタロウの使い方」を調べる人の多くは、登録後に何から触ればいいか、どこで注文を確定するのか、料金がどこで発生するのかが曖昧な状態である。
このページでは、会員登録から注文確定、倉庫到着後の梱包依頼、FBA向けの手配までを、実際の画面操作の流れに沿って整理する。
タオバオや1688は仕様や表記が独特なので、拡張機能の活用と、注文前の確認ポイントを押さえるほどトラブルが減りやすい。
タオタロウの使い方
最初に覚えるべき結論は、タオタロウでは「商品をカートへ入れる」だけでは注文が完了しない点である。
マイカートで内容を確定し、代理購入依頼を提出して初めて、買い付けと支払いの流れが進む。
ここでは、初回でも迷いにくい順番で、最低限の操作をまとめる。
会員登録を済ませて管理画面に入る
まずは公式サイトから会員登録を行い、ログイン後にマイページを確認する。
注文の状態確認やチャージ残高の管理は、基本的にこの管理画面が中心になる。
仕入れを継続するほど履歴が重要になるので、ログイン情報は早めに整理しておくとよい。
- 公式サイトから会員登録する
- ログイン後にマイページを開く
- カートとオーダーの場所を確認する
仕入れ先のURLを準備してリサーチする
タオタロウでは、タオバオや1688の商品ページURLを使って、商品情報を取り込む流れが基本になる。
URLを貼り付けて情報取得する場面が多いので、商品ページを正しい形式で開いておくことが重要である。
URLで情報が自動取得できないときは、サイト側の表示形態が原因になることもあるため、対処手順を知っておくと早い。
- タオバオや1688の商品ページを開く
- 商品詳細ページのURLをコピーする
- 情報取得が失敗する場合の原因を切り分ける
Chrome拡張機能を入れて仕入れ作業を省力化する
タオタロウには、注文作業を補助するChrome拡張機能「Taotaro Order Assistant」が用意されている。
1688やタオバオからタオタロウのマイカートへ追加できるため、手入力を減らしやすい。
画像検索も使えるので、国内モールの商品から類似品を探す運用とも相性がよい。
- Chromeウェブストアの拡張機能をインストールする
- 1688やタオバオでカートイン補助を使う
- 必要なら画像検索機能も有効にする
商品情報を取り込み、色とサイズを確定する
商品情報の取り込み後は、色やサイズ、数量を確定させる操作が最重要になる。
中国ECは選択肢が多く、同じ商品ページ内で仕様が分岐していることがある。
誤った選択のまま依頼を提出すると、到着後に修正が難しくなるため、確定前に見直す。
| 確認する項目 | 色、サイズ、数量、単価、バリエーション |
|---|---|
| 見落としやすい点 | 写真と型番が一致しているか、セット内容が別ページでないか |
| 工夫 | 備考欄に要望を日本語で整理して残す |
マイカートで代理購入依頼を提出して注文を確定する
タオタロウの流れで重要なのは、マイカートで「代理購入依頼を提出」して初めて注文が確定する点である。
価格、色、サイズ、数量などを入力して提出すると、発注書が自動的に作成される案内がある。
備考欄に注意点を記載できるので、検品条件や希望がある場合は短く明確に残す。
- 商品価格、色、サイズ、数量を入力する
- 備考欄に注意点を日本語で記載する
- 代理購入依頼を提出して確定する
チャージ残高で支払いを進める
依頼提出後は、チャージした残高から引き落とされる形で支払いが進む。
残高が不足している場合は、チャージしてから手続きを進める必要がある。
チャージ時の為替レートの扱いもルールがあるので、頻繁に仕入れるなら一度読んでおくと安心である。
| 支払いの基本 | 事前チャージした残高から引き落とし |
|---|---|
| 不足時 | チャージを追加してから確定を進める |
| 関連情報 | 中国国内送料・手数料・為替の案内 |
倉庫到着後に梱包依頼を出して発送する
購入後は仕入れスタッフが買い付けを行い、商品が倉庫に到着すると次の工程に進む。
商品が複数に分かれる場合は、同梱や梱包方針を決めることで国際送料を調整しやすい。
国内販売やFBA納品など、最終目的に合わせて梱包の指示を揃えることが重要である。
- 倉庫到着後に梱包依頼を提出する
- 同梱の可否を整理して送料を調整する
- 納品先に合わせて梱包要望を伝える
FBA向けは指示書の自動作成を活用する
FBA向けに送る場合は、代理購入依頼提出時にFBAの選択を行う案内がある。
倉庫到着後に梱包依頼を提出すると、FBA指示書が自動作成される手順が説明されている。
自動作成された指示書は内容確認を行い、不足情報は追記して提出する流れになる。
| ポイント | FBA向けであることを依頼時に明確にする |
|---|---|
| 自動作成 | 梱包依頼後に指示書が自動作成される案内がある |
| 参照 | FBA指示書の自動作成について |
タオタロウの拡張機能でできること
タオタロウを使い始めた直後に効いてくるのが、拡張機能による作業の短縮である。
毎回のURL貼り付けや仕様入力の負担を減らし、確認に時間を回せるようになる。
ここでは、代表的な機能と、どの場面で使うと効率が上がるかを整理する。
画像検索で1688の類似商品を探す
拡張機能には、Amazonやメルカリなどのサイト上で商品画像から1688を検索する機能がある。
国内で売れている商品から、類似品を素早く探したいときに役立つ。
並び替えもできるため、評価や価格の比較に時間を使いやすい。
- 国内モールの商品ページで画像検索ボタンを使う
- 1688内で類似品を比較する
- 評価や価格の並び替えで候補を絞る
自動カートインで注文素材を集める
カートイン機能は、1688やタオバオ上の商品をタオタロウのマイカートへ追加できる。
大量リサーチ時は、まず候補をカートに集め、後から仕様確定する運用がしやすい。
ただし稀に選択したものと異なる価格やサイズが読み込まれる注意書きもあるため、確定前の見直しが必要である。
| 向いている場面 | 候補を素早く集めて後から確定したいとき |
|---|---|
| 注意点 | 価格やサイズが異なる読み込みが起きる場合がある |
| 参照 | Taotaro Order Assistant(Chrome Web Store) |
お気に入り登録で比較を後回しにできる
お気に入り機能は、仕入れ候補を溜めておき、後から比較するための受け皿になる。
仕入れ判断には、価格だけでなくレビューや販売数なども見たい場面が多い。
その場で決め切らないときほど、候補管理の仕組みが効いてくる。
- 候補をお気に入りに入れて保留する
- 後で価格と仕様を並べて比較する
- 選定後にマイカートへ移す
表示や機能のオンオフで作業環境を整える
画像検索の表示位置やオンオフなど、利用者の作業に合わせて調整できる案内がある。
リサーチ対象サイトが多いほど、ボタン表示が邪魔になるケースもある。
頻繁に使う機能だけを残すと、確認ミスを減らしやすい。
| 調整例 | 画像検索ボタンの表示、位置、オンオフ |
|---|---|
| 目的 | 邪魔を減らし、確認に集中する |
| 参照 | タオタロウアドオンの機能紹介 |
タオタロウの料金と手数料の考え方
中国輸入では、商品代金だけでなく、国内送料、手数料、国際送料などが重なって総コストが決まる。
タオタロウの画面上でも費目が分かれるため、どこで何が増えるかを把握するほど判断が速くなる。
ここでは公式案内に基づき、代表的な費目と読み方を整理する。
代理購入は商品代金に手数料が乗る
代理購入の手数料は、商品価格の一定割合として案内されている。
普通会員と月額会員の区分があり、区分によって計算方法が変わる。
まずは自分の仕入れ額に対して、どちらが合うかを計算しやすい形にしておくとよい。
| 普通会員 | 商品代金の5%が手数料として案内されている |
|---|---|
| 月額会員 | 3万円/月の月額会費で運用する区分が案内されている |
| 参照 | 代理購入の手数料案内 |
月額会員は仕入れ規模が増えた人向きになる
月額会員は、月ごとの会費で手数料負担を平準化したい人向きになる。
一方で月の途中変更や日割りなどは行わない旨の案内があり、切り替えのタイミングが重要になる。
月の仕入れ額が読みやすくなってから検討すると、無駄が出にくい。
- 月額会費が発生する区分である
- 月途中の変更や日割りができない案内がある
- 毎月の仕入れ額を基準に検討しやすい
国際送料はルートと重量で大きく変わる
国際送料は、利用する配送ルートや重量、体積で変動する。
公式サイト上では国際送料の目安表現があり、詳細は送料表で確認する案内がある。
国際送料は利益に直結するため、同梱や梱包方針とセットで見積もるのが現実的である。
- 配送ルートごとに料金表で確認する
- 重量だけでなく体積が影響する場合がある
- 同梱と梱包方針で単価が変わりやすい
チャージは為替ルールを理解しておく
チャージ金は円から人民元へ換算されるため、為替の扱いが結果に影響する。
案内では、送信タイミングの為替レートで人民元に変換してチャージする説明がある。
継続的に仕入れる場合は、ルールを一度読んで、想定より増減し得る点を理解しておくとよい。
| 換算タイミング | 送信タイミングの為替レートで人民元へ換算する案内がある |
|---|---|
| 影響 | 為替変動で同じ円額でも人民元が増減する |
| 参照 | 為替レートとチャージの説明 |
仕入れ作業を速くする運用フロー
タオタロウの機能を単発で使うより、日々の仕入れ手順として型を作るほうが効果が出やすい。
特に、候補を集める工程と、仕様を確定する工程を分けるとミスが減りやすい。
ここでは、初心者がまず安定しやすい運用フローを紹介する。
候補を集めてから確定する二段階にする
最初から完璧に仕様確定しようとすると、比較が途切れて時間が伸びやすい。
まずは拡張機能で候補を集め、後から比較しながら確定する二段階が実務的である。
比較の軸を固定すると、似た商品の判断が速くなる。
- 候補収集はスピード重視で行う
- 確定工程で仕様と価格を見直す
- 比較軸を固定して判断を速くする
写真と仕様は注文確定直前にもう一度見る
中国ECでは、同じページ内で写真が切り替わり、仕様が複数に分岐することがある。
確定直前に、写真、型番、セット内容を見直すだけで、誤発注の確率が大きく下がる。
備考欄に要望を書く場合も、長文より短い条件のほうが伝わりやすい。
| 確認の順番 | 写真→型番→セット内容→色→サイズ→数量 |
|---|---|
| 見直しの狙い | 選択ミスと仕様違いの防止 |
| 備考のコツ | 短い条件を箇条書き的に整理する |
検品やオプションは目的で選ぶ
検品やオプションは、国内販売なのか、FBA納品なのかで必要性が変わる。
過剰に付けるとコストが上がり、付けなさすぎると不良対応が難しくなる。
最終の販売形態から逆算して、必要な範囲を決める運用が現実的である。
- 国内販売は外観と数量の確認を重視する
- FBAはラベルや梱包条件を優先する
- 付ける理由が説明できる範囲に絞る
同梱と保管を使って国際送料を調整する
国際送料は、まとめて送るか、分けて送るかで負担が変わる。
公式案内では、保管期限の無料枠に触れている説明もあるため、まとめ発送と相性がよい。
在庫回転と送料のバランスを取るために、同梱の方針を先に決めると迷いが減る。
| 同梱の狙い | 国際送料の単価を下げやすい |
|---|---|
| 保管の考え方 | 一定期間の無料保管の案内がある |
| 参照 | サービス特徴の案内 |
よくあるエラーと対処
使い方でつまずきやすいのは、URL取り込み、拡張機能の挙動、タオバオ側の表示差である。
原因を切り分ける順番を知っているだけで、解決までの時間が短くなる。
ここでは公式の案内に沿って、代表的な対処をまとめる。
URLで情報が自動取得できない
URLを貼っても情報が取得できない場合は、ページの種類や表示条件が原因のことがある。
案内では、タオバオのページに全球の表示がある場合など、表示形態に注意する説明がある。
まずは該当条件に当てはまるかを確認し、必要なら地域設定を見直す。
- 商品詳細ページのURLかを確認する
- 表示形態が特殊でないかを確認する
- 案内に沿って地域設定などを見直す
拡張機能で価格やサイズの読み込みがずれる
拡張機能は便利だが、稀に選択したものではない価格やサイズが読み込まれる注意書きがある。
対処としては、カート投入後に仕様を必ず見直し、確定前に修正することが最も確実である。
特にサイズ展開が多い商品は、確定前の確認回数を増やすほうが安全である。
| 起きやすい場面 | バリエーションが多い商品、価格帯が複数ある商品 |
|---|---|
| 基本対処 | カート投入後に価格とサイズを再確認する |
| 参照 | 拡張機能の注意書き |
タオバオがグローバル表示になっている
タオバオ側の表示がグローバル版になっていると、リサーチや取得がうまくいかないことがある。
案内では、全球の表示がある場合はグローバル版である旨が示されている。
仕入れ時は地域を中国大陸に切り替えて進めるよう説明されているため、該当するなら切り替える。
- 页面上部に全球の表示がないか確認する
- 地域設定を中国大陸に変更する
- 再度URL取り込みを試す
購入前に押さえる注意点
中国輸入は、国内の通販と違い、返品や禁止商材の扱いが厳しい場面がある。
トラブルを防ぐには、注文確定前にルールを一度確認し、必要なら問い合わせる姿勢が大切である。
ここでは、最低限押さえておきたい注意点を公式情報を元に整理する。
キャンセルはオーダー状態で可否が変わる
キャンセルできるかどうかは、オーダー状況が処理待なのか、購入済み以降なのかで扱いが変わる。
処理待で未支払いの場合は、オーダー欄の操作でキャンセルでき、チャージが戻る説明がある。
購入済み以降は連絡が必要になり、手続き料金が発生する旨の案内がある。
| 処理待の場合 | 画面操作でキャンセルできる説明がある |
|---|---|
| 購入済み以降 | 連絡が必要で手続き料金が発生する案内がある |
| 参照 | オーダーのキャンセル |
取り扱いできない商品を先に確認する
輸入では、知的財産権を侵害する商品や規制対象など、扱えないカテゴリが存在する。
タオタロウ側にも取り扱いできない商品をまとめた案内があるため、疑わしい商品ほど先に確認する。
知らずに発注するとコストだけが発生しやすいので、最初にルールで弾くほうが合理的である。
- 知的財産権を侵害する商品
- 規制対象となる動植物や関連物
- 医薬品や健康食品など制限が強いカテゴリ
チャージ残高の返金ルールを理解する
取引停止など特定条件下でチャージ残高を返金する説明があり、返金時のレートの扱いも示されている。
返金手続きでは口座情報の提出が必要になるため、運用前に一度読んでおくと安心である。
特に大きな金額をチャージする場合は、返金時の手数料負担の考え方も含めて理解しておきたい。
| 返金条件 | 取引停止時の返金に関する説明がある |
|---|---|
| レート | 最終入金時と返金当日のレートの扱いが示されている |
| 参照 | 返金と取引停止の案内 |
タオタロウを使いこなすための要点
タオタロウの使い方は、URLで商品情報を取り込み、マイカートで仕様を確定し、代理購入依頼を提出する流れを押さえるだけで大枠が理解できる。
拡張機能を入れると、候補収集と比較が速くなり、確認に時間を割けるようになる。
一方で、価格やサイズの読み込みがずれる可能性があるため、確定前の見直しは省かないほうが安全である。
料金は手数料と送料が重なるので、普通会員と月額会員のどちらが合うかを自分の仕入れ規模で判断する。
FBA向けは指示書の自動作成などの手順を活用し、梱包依頼の段階で要件を揃えると後工程が楽になる。
最後に、キャンセルや禁止商材、チャージの扱いなどのルールを先に確認しておくと、トラブル時の損失を抑えやすい。

