Amazonグローバルセリングを解除する方法|国別の解約と連携停止を迷わず進める!

梱包用の紙袋とタグと紐が並ぶナチュラルな作業スペース
アマゾン

Amazonで国内だけ販売したいのに、いつの間にか海外マーケットプレイスが増えていて困ることがあります。

この状態は「出品連携を止める」だけで済む場合と、「海外の出品用アカウントを国別に解約する」必要がある場合に分かれます。

本記事では、Amazonグローバルセリングを解除する目的別に手順を整理し、解除後の請求や在庫トラブルを避けるポイントまでまとめます。

  1. Amazonグローバルセリングを解除する方法
    1. 解除の前に確認したい「何をやめたいか」
    2. まずはグローバルセリングアカウント一覧で対象国を特定
    3. 連携出品だけ止めるなら「グローバル出品連携ツール」で接続解除
    4. 海外マーケットプレイスのアカウントを閉じるなら「国別に解約」
    5. 大口出品の月額だけ止めたい場合は小口への変更も検討
    6. FBA在庫や未払いがある場合は先に片付ける
    7. 解除完了の確認は「請求」「マーケットプレイス表示」「出品の残り」で行う
  2. 解除で起きやすいトラブルを避ける
    1. 解除できない原因は「対象国の画面違い」と「未解決タスク」が多い
    2. 解除後も請求が止まらないときのチェック順
    3. アカウント停止や保留の国が混ざると手続きが難しくなる
    4. サポートに伝えるときの情報テンプレ
  3. 商品が勝手に海外に出ていると感じるケースの切り分け
    1. 海外表示の原因は大きく3パターンに分かれる
    2. 国際配送を止めたいだけなら配送設定の見直しが近道
    3. 価格や在庫の自動連携を止めたいなら接続解除が本筋
    4. カタログ相乗りで海外に見える場合は解除では解決しない
  4. 解除前にやるべき売上・在庫・税務の整理
    1. 注文と返金が残っていないかを先に潰す
    2. FBA在庫がある場合は返送か廃棄の判断が必須
    3. 残高と支払い方法の整合を取ってから解除に入る
    4. 海外販売をしていた場合は税務や輸出入の論点を把握する
  5. 解除後に日本アカウントを安定運用する設定
    1. マーケットプレイス切替の表示を減らして誤操作を防ぐ
    2. 通知とメールを整理して不安を増やさない
    3. 外部ツールや在庫連携を点検して再連携を防ぐ
    4. また海外販売したくなったときは「再登録」より「再接続」を意識する
  6. Amazonグローバルセリング解除の要点を整理する

Amazonグローバルセリングを解除する方法

梱包作業中に伝票を記入する作業スペース

Amazonグローバルセリングの解除は、やめたい範囲を先に決めると最短で終わります。

海外に商品が表示される原因は、海外アカウントの存在、出品連携ツールの接続、配送設定などが混ざるためです。

ここでは、確認から解除完了までを目的別に分解して進め方を示します。

解除の前に確認したい「何をやめたいか」

最初に決めるべきなのは、海外での販売そのものをやめたいのか、海外マーケットプレイスのアカウントを消したいのかという点です。

「海外に出品が連携されるのが嫌」というだけなら、アカウント解約ではなく連携解除で終わることがあります。

「海外の請求が発生している」「海外のセラーセントラルに入れる」なら、国別の解約が必要になるケースが増えます。

  • 連携だけ停止:出品連携ツールの接続解除
  • 海外の販売停止:対象国の出品停止と在庫整理
  • 海外アカウント削除:国別に出品用アカウント解約
  • 月額だけ停止:大口出品から小口出品へ変更

まずはグローバルセリングアカウント一覧で対象国を特定

解除対象の国が分からないまま進むと、別の国だけ残って請求が続くことがあります。

セラーセントラルの設定メニューからグローバルセリングアカウント画面へ移動し、統合アカウントの一覧を確認します。

公式ヘルプの「アカウントの統合」や「グローバル登録」には、グローバルセリングアカウントページで一覧確認できる旨が示されています。

確認ポイント 登録地域の一覧
見る場所 アカウントの統合
補足 グローバル登録にも一覧確認の記載
次の判断 連携解除か国別解約かを決める

連携出品だけ止めるなら「グローバル出品連携ツール」で接続解除

海外に出品情報が自動で作られる主因が、グローバル出品連携ツールによる接続です。

この接続を外すことで、ソース市場の出品情報がターゲット市場へ反映される流れを止められます。

公式ヘルプには、対象マーケットプレイスを選び「連携を解除」を実行する手順が案内されています。

やること 接続解除
使う機能 グローバル出品連携ツール
公式手順 連携を解除する
選択肢 解除後に出品を残すか削除するか
注意 解除しても未払い残高があると請求は残る

海外マーケットプレイスのアカウントを閉じるなら「国別に解約」

海外マーケットプレイスの出品用アカウントそのものを消したい場合、国や地域ごとに解約手続きが必要になります。

日本だけ残して北米やヨーロッパだけ閉じるといった希望でも、対象地域のセラーセントラル側で解約を進めます。

Amazon公式ヘルプの「出品用アカウントの解約」では、設定からアカウントを閉じる導線が示されています。

  • 対象国のセラーセントラルに切り替える
  • 設定から出品用アカウント情報を開く
  • アカウント管理でアカウントを閉じるを選ぶ
  • 案内に沿って解約をリクエストする
  • 対象地域ごとに繰り返す

大口出品の月額だけ止めたい場合は小口への変更も検討

「海外の請求が怖い」という相談の中には、月間登録料を止めたいという意図が混ざっていることがあります。

この場合、アカウント解約ではなく出品形態を小口へ変更する選択が現実的です。

ただし海外アカウントを残したままだと、国によっては別の条件で請求や要対応が発生するため、一覧確認は先に行います。

目的 月額の停止
方法 小口出品へ変更
向くケース 販売休止だが将来再開したい
向かないケース 海外アカウントを完全に消したい
判断材料 在庫と未払いと今後の方針

FBA在庫や未払いがある場合は先に片付ける

解除が進まない原因として多いのが、未払い残高、未完了の注文、FBA在庫の残りです。

特にFBA在庫が残っていると、解約手順の途中で在庫確認を求められることがあります。

解除を急ぐほど、返品や返金の可能性も含めて整理の順番が重要です。

  • 未発送の注文がないかを確認
  • 返金対応が残っていないかを確認
  • 残高がマイナスでないかを確認
  • FBA在庫がある場合は返送や廃棄を判断
  • サブスクリプション型の外部ツール課金も停止

解除完了の確認は「請求」「マーケットプレイス表示」「出品の残り」で行う

解除操作が完了しても、反映まで時間がかかることがあります。

そのため、完了の確認は画面のメッセージだけでなく、複数の観点から行うのが安全です。

特に海外の月額や保留中の国が残ると、後から通知だけ届いて不安になるため確認項目を固定します。

確認項目 見る場所
請求 請求レポートと残高
マーケットプレイス 上部の国切替が不要に増えていないか
連携 連携ツールの接続状態
出品 対象国の在庫と出品が残っていないか

解除で起きやすいトラブルを避ける

大量の段ボール箱と梱包資材が並ぶ倉庫内の様子

Amazonグローバルセリングの解除は、操作自体よりも前提条件でつまずきやすいです。

特に、対象国の切替をしていない、残高がある、アカウントが保留になっているといった状態が障害になります。

ここでは、よくある詰まりどころを先に潰すための見方をまとめます。

解除できない原因は「対象国の画面違い」と「未解決タスク」が多い

解除ボタンが見当たらないときは、そもそも見ている国のセラーセントラルが違うことがあります。

また、未払い残高や本人確認など、完了していないタスクがあると解約フローが進まないことがあります。

原因を短時間で絞るために、切替と未処理をセットで確認します。

症状 よくある原因
解約導線がない 対象国に切り替えていない
手続きが止まる 未払い残高や未処理注文がある
サポート画面へ誘導 解約は問い合わせ形式で進む場合がある
保留表示 本人確認や登録未完了が残っている

解除後も請求が止まらないときのチェック順

解除したのに月額や手数料の通知が来る場合、国別に解約できていないか、連携解除と解約を取り違えている可能性があります。

また、決済が確定している期間の請求や、マイナス残高の清算は解除とは別に残ることがあります。

焦って再操作を繰り返すより、請求の根拠を順に確認するほうが早いです。

  • グローバルセリングアカウント一覧で残っている国を再確認
  • 対象国のセラーセントラルでアカウント解約が完了しているか確認
  • 未払い残高が残っていないか確認
  • 月額の対象が大口出品のままになっていないか確認
  • 外部ツールの課金がAmazonとは別に残っていないか確認

アカウント停止や保留の国が混ざると手続きが難しくなる

海外アカウントが停止や保留になっていると、画面の案内が通常と異なることがあります。

この場合は、通常のアカウント閉鎖メニューに進めず、サポート問い合わせが前提になるケースがあります。

該当する場合は、状況を整理してから問い合わせに回すほうが安全です。

状態 起こりやすいこと
停止 手続き画面が制限される
保留 本人確認の要求が出る
登録未完了 簡単に取り消せる場合がある
推奨 国別にサポートへ状況を明記

サポートに伝えるときの情報テンプレ

問い合わせで解決する場面では、情報が揃っているほど往復が減ります。

国別に解約したいのか、連携だけ外したいのかを先に明確にします。

文章は短く、必要項目を箇条書きで揃えるのがコツです。

  • 解除したいマーケットプレイス名
  • 希望する範囲が国別解約か連携解除か
  • 未払い残高の有無
  • FBA在庫の有無
  • アカウントの状態が正常か停止か保留か

商品が勝手に海外に出ていると感じるケースの切り分け

クローズアップされた梱包用のプチプチ(気泡緩衝材)

「海外に勝手に出品されている」は、実際には複数の仕組みが同じ見え方をします。

原因を切り分けずに解約へ進むと、日本の運用まで止まるリスクがあります。

ここでは、よくある見え方をパターンに分けて対処を選べるようにします。

海外表示の原因は大きく3パターンに分かれる

最初に、何が海外に出ているのかを整理します。

出品情報の自動連携なのか、配送可能設定なのか、別の相乗りなのかでやることが変わります。

自分の操作範囲を誤ると、解除ではなく別問題を増やしてしまいます。

見え方 主な原因
海外ストアに同じASINがある グローバル出品連携の接続
海外から買える表示 配送設定や国際配送の許可
自分のセラー名が見える 海外アカウントで出品が残っている
別の出品者のように見える カタログ相乗りや別セラーの出品

国際配送を止めたいだけなら配送設定の見直しが近道

海外から購入できるように見えるだけで、海外マーケットプレイスに出品していないことがあります。

この場合は、国際配送の許可範囲や配送テンプレートの見直しで目的を達成できます。

アカウント解約まで進める前に、配送関連の設定を点検します。

  • 配送テンプレートで海外向けを許可していないか確認
  • 配送除外地域を適切に設定する
  • 自社発送の国際配送オプションを外す
  • 商品単位で配送条件が異なる場合は例外を洗い出す

価格や在庫の自動連携を止めたいなら接続解除が本筋

海外ストアの出品が、日本の在庫や価格に連動しているなら連携が働いています。

この場合は、出品連携ツールの接続解除が最も確実です。

公式ヘルプでも、グローバル出品連携ツールでマーケットプレイスを選び連携を解除する流れが示されています。

目的 自動連携の停止
操作 接続解除
公式ページ グローバル出品連携ツールで解除
確認 解除後にターゲット側の出品を残すか
注意 別のツール連携があると再作成されることがある

カタログ相乗りで海外に見える場合は解除では解決しない

海外ストアに同じASINが存在しても、自分が出品しているとは限りません。

海外側で別の出品者が同一商品を販売しているだけなら、グローバルセリング解除をしても表示は残ります。

この場合は、自分のセラー名が紐づいているか、販売者情報を確認してから判断します。

  • 海外ストアの販売者が自分かどうか確認する
  • 自分の出品がないなら連携や解約は不要
  • 誤って自分の出品が作られているなら連携解除を優先
  • ブランド侵害など別問題の疑いがあるならサポートへ相談

解除前にやるべき売上・在庫・税務の整理

カッター、ハサミ、テープ、メジャーなどの梱包作業に使う道具一式

Amazonグローバルセリングの解除で一番怖いのは、途中で止まって請求や在庫だけ残る状態です。

解除をスムーズに終えるには、売上と在庫と支払いの残課題を先に消しておくことが近道です。

ここでは、最小限のチェックで詰まりどころを回避する流れをまとめます。

注文と返金が残っていないかを先に潰す

未発送の注文や、返金処理が必要な案件が残っていると、解約の途中で対応を求められます。

特に海外の返品や返金は、連絡が遅れて発生することもあります。

解除の直前に短期間だけ様子見を挟むと安心です。

  • 未発送注文がゼロであることを確認
  • 返金と返品のオープンケースがないことを確認
  • 購入者メッセージの未対応がないことを確認
  • 返金見込みがある場合は残高に余裕を持つ

FBA在庫がある場合は返送か廃棄の判断が必須

FBAを使っていると、在庫が倉庫に残ったまま解約できないことがあります。

また、返送や廃棄には時間がかかるため、解除より先に手配するほうが安全です。

在庫が少量なら返送、回収不要なら廃棄など、判断基準を決めて進めます。

確認 FBA在庫の残数
選択肢 返送か廃棄
注意 処理完了まで時間がかかる
先にやる 長期在庫手数料などの発生確認
コツ 解約日の前倒しではなく在庫ゼロを優先

残高と支払い方法の整合を取ってから解除に入る

未払い残高があると、解除よりも清算が優先されることがあります。

特に複数国に登録している場合、国ごとに残高が分かれて見えることがあります。

解除前に残高を見て、支払い方法や請求先の不一致がないかを確認します。

  • 残高がマイナスになっていないか確認
  • 請求に使うカードや口座が有効か確認
  • 国ごとに未払いがないか確認
  • 外部ツールの課金が残っていないか確認

海外販売をしていた場合は税務や輸出入の論点を把握する

実際に海外で販売していた場合、国や運用形態により税務や輸出入の論点が発生します。

ここは個別性が高いため、断定せずに論点を把握し、必要なら専門家へ確認する姿勢が安全です。

解除自体の操作と、会計上の整理は別物として切り分けます。

論点
売上計上 通貨換算と入金タイミング
税務 国ごとの税務要件の有無
輸出入 発送方法とインボイスの扱い
推奨 実態に合わせて税理士へ相談

解除後に日本アカウントを安定運用する設定

ノートパソコンとタブレットとスマートフォンが並ぶ白いデスク

解除が完了しても、画面表示や通知が混乱したままだと運用ストレスが残ります。

また、外部ツールや在庫連携があると、再び海外に出品が作られることがあります。

日本だけで安定させるための後処理を、最小の手間で揃えます。

マーケットプレイス切替の表示を減らして誤操作を防ぐ

マーケットプレイスが複数残っている状態だと、国の切替ミスで設定を変えてしまうことがあります。

国別の解約や連携解除で対象国を減らすほど、誤操作は減ります。

解除後は、上部のマーケットプレイス表示が意図どおりになっているか確認します。

  • 不要な国が残っていないか確認する
  • 残っている国は日本のみであることを目標にする
  • 残さざるを得ない国があるなら、目的と理由をメモしておく
  • 作業中は必ず国表示を確認してから操作する

通知とメールを整理して不安を増やさない

海外関連の通知が残ると、解除できていないように感じて不安になります。

実際には請求と無関係な案内メールも混ざるため、通知設定と受信ルールを整えるのが有効です。

解除後の確認期間だけは、重要通知だけ見えるようにしておくと判断が楽になります。

対象 やること
メール 海外関連の件名でフィルタ分け
通知 請求とパフォーマンスを優先
期間 解除後は数週間だけ重点監視
目的 異常検知を早くする

外部ツールや在庫連携を点検して再連携を防ぐ

解除したのに海外に出品が再作成されるときは、外部ツールが原因のことがあります。

在庫管理ツールや自動価格改定ツールが、複数国へ出品を作る設定を持つ場合があるためです。

解除後は、連携先マーケットプレイスを日本だけに絞り込みます。

  • 在庫管理ツールの接続先を日本だけにする
  • 自動出品の対象国が含まれていないか確認する
  • API連携の権限を見直す
  • 不要なアプリ連携は解除する

また海外販売したくなったときは「再登録」より「再接続」を意識する

将来、海外販売を再開する可能性があるなら、必要な情報を残しておくと復帰が速いです。

連携解除で止めた場合は、再接続で元に戻せる設計が用意されていることがあります。

一方で国別に解約した場合は、再登録として手続きが増えるため、目的に合わせて解除方法を選びます。

解除方法 再開のしやすさ
連携解除 再接続で戻しやすい
国別解約 再登録が必要になりやすい
見る先 グローバル出品連携ツール
判断軸 今後の海外販売の可能性

Amazonグローバルセリング解除の要点を整理する

梱包作業中に伝票を記入する作業スペース

Amazonグローバルセリングの解除は、連携停止で足りるのか国別の解約が必要なのかを最初に切り分けるのが最短ルートです。

まずグローバルセリングアカウント一覧で対象国を特定し、連携ならグローバル出品連携ツールで接続解除を行います。

海外アカウントそのものをなくすなら、国や地域ごとにセラーセントラルを切り替えて出品用アカウントの解約を進めます。

解除が進まないときは、未払い残高、未処理注文、FBA在庫が残っていないかを確認し、先に整理してから手続きを再開します。

解除後は請求とマーケットプレイス表示と連携状態をチェックし、日本だけの運用に必要な通知整理と外部ツール点検まで行うと安心です。